アジャイルな見積りと計画づくり/Mike Cohn [本]
タイトルどおりの内容。
アジャイルでソフトウェア開発を行う場合、どのようにして見積り、計画してくのか、ということが、書かれている。アジャイル開発を知らない人には、役には立ちませんが、アジャイルでソフトウェアを開発しているチームには、とても有益。
見積もり、実装速度、優先付け、スケジュール作り、どれもアジャイルな情報なのだが、方法論、事例が現実的な内容。理想論で終始していないところが、役に立った。
本としてのまとめ方もよく、最後のまとめは分かりやすかった。また、ケーススタディは読む前は役に立つのか?と思って読み始めたのだが、この本の復習という意味で理解を深めるのに役に立った。
アジャイルでソフトウェア開発を行う場合、どのようにして見積り、計画してくのか、ということが、書かれている。アジャイル開発を知らない人には、役には立ちませんが、アジャイルでソフトウェアを開発しているチームには、とても有益。
アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~
- 作者: Mike Cohn
- 出版社/メーカー: 毎日コミュニケーションズ
- 発売日: 2009/01/29
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
ソフトウェア開発の難題である見積りと計画づくりを「アジャイル」にすることで、開発の現実に即した、誤差の少ない計画づくりができるようになる。 その技法を、分かりやすく説いた1冊です。
「イントロダクション」より
本書のタイトルを「アジャイルプロジェクトの見積りと計画づくり」とすることもできた。だが実際には「アジャイルな見積りと計画づくり」というタイトルになっている。2つの違いは些細に見えるかもしれないが、そうではない。採用した現在のタイトルは、見積りや計画づくりといったプロセスを、アジャイルに進めなければならないと謳っているのだ。見積りと計画づくりがアジャイルでないのに、プロジェクトがアジャイルであるということはありえない。 本書は主に計画づくりを扱っている。計画づくりとは「なにをいつまでに作ればいいのか?」という質問に答える作業だと私は考えている。しかし、この質問に答えるためには、まず見積りに関する質問(これの大きさは?)と、スケジュールに関する質問(「いつできるのか?」「このときまでになにができるのか?」)に答えねばならない。
見積もり、実装速度、優先付け、スケジュール作り、どれもアジャイルな情報なのだが、方法論、事例が現実的な内容。理想論で終始していないところが、役に立った。
本としてのまとめ方もよく、最後のまとめは分かりやすかった。また、ケーススタディは読む前は役に立つのか?と思って読み始めたのだが、この本の復習という意味で理解を深めるのに役に立った。
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