BORN TO RUN 走るために生まれた／クリストファー・マクドゥーガル

最近、裸足感覚のランニングシューズってのが話題になってて、その関連のWebページを見ていたときに、本書の存在を知った。

BORN TO RUN 走るために生まれた~ウルトラランナーVS人類最強の”走る民族”

• 作者: クリストファー・マクドゥーガル
• 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
• 発売日: 2010/02/23
• メディア: ハードカバー

Amazonの内容紹介は、下記の通り。

この冒険は、たったひとつの疑問からはじまった。「どうして私の足は走ると痛むのか?」その答えを探すなかでクリストファー・マクドゥーガルは世界でもっとも偉大な長距離ランナー、タラウマラ族に行きつく。その過程でわかったこと―わたしたちがランニングについて知っていることはどれもすべてまちがいだ―メキシコの秘境を彷徨う謎の白馬、現代社会と隔絶して暮らす“走る民族”、素足で峡谷を走り抜けるベアフット・ランナー、数時間走り続けて獲物を狩る現代のランニングマン、過酷な地形を24時間走り続けるウルトラランナーたち、そして、世界が見逃した史上最高のウルトラレース…全米20万人の走りを変えた、ニューヨークタイムズ・ベストセラー。

しっかりとしたクッションのあるシューズより、クッションがなく裸足の間隔に近いシューズの方が、怪我をしにくい、という説があります。その説が世の中に広がったのは、本書がきっかけです。

メキシコの秘境に住むタラウマラ族の走りに出会い、またウルトラランナーたちとの出会いなどから、今までのランニングの常識とは違う現実を発見していく過程がまとめられている。

科学的な話より、レースなどでのドラマの部分も面白く、夢中になれた。今、走っている人にはお勧めできる本です。