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アリアドネの弾丸/海堂 尊 [本]

田口・白鳥シリーズの第5段。
AIセンター設立をきっかけにした医療vs警察、という構図。
バチスタもそうだったけど、医療に携わっていないと、こんなトリックは考えられないだろうなぁ。
海堂作品の中でも、かなり面白い方だと思う。


アリアドネの弾丸

アリアドネの弾丸

  • 作者: 海堂 尊
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2010/09/10
  • メディア: 単行本


Amazonの紹介文は、下記の通り。
東城大学病院で再び殺人事件が!「この事件はすべてが不自然すぎる。絶対にどこかがおかしいんだ」東城大学病院に導入された新型MRIコロンブスエッグを中心に起こる事件の数々。さらには、病院長に収賄と殺人の容疑がかけられてしまう!殺人現場に残されていた弾丸には、巧妙な罠が張り巡らされていた…。不定愁訴外来の担当医師・田口公平が、駆けつけた厚生労働省のはぐれ技官・白鳥圭輔とともに完全無欠のトリックに挑む。


今までの作品といろんなところがリンクしまくってて、また次への布石もうってあって、他の海堂作品を読んでいた方が楽しめると思う。特に、「イノセント・ゲリラの祝祭」「極北クレイマー」「螺鈿迷宮」あたり。

ちなみに、妻が見ていたテレビシリーズを見てしまったので、文庫化を待たずに購入。
テレビシリーズは、殺人とトリックが同じだけで、違う話と考えてよいです。
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